よし子が千葉和臣

すっかり少子高齢化が進んで、怪我や病気のリスクが高まる高齢者の数が増えています。これにより、医療機関にかかる高齢者も年々増加の一途を辿って、看護師はさらに忙しくなっていきます。看護師らの労働環境はあまり良くはなく、無理をして夜勤を続け過ぎたあまりに、過労死という痛ましい結果になった看護師もいます。夜勤はきついということで日勤だけの仕事にかえても、病院を離れると、訪問介護などの仕事が多くなることもあり、そこでも高齢者人数の増加によって、さらに看護師の需要は高まっており、どうやら、看護師を巡る環境は、どこであっても厳しいみたいです。夜勤を含めた交代勤務が必須などハードな仕事を強いられる看護師でも、申し送りは、最も気を抜けない仕事のひとつのようです。担当の患者の状態や処置についてを理解して、きちんと申し送りをする看護師に、言い忘れなく伝えておかなくてはいけません。簡単に済んでしまうようなケースもありますが、医療的に重大な処置に関する申し送りは間違いがないよう、慎重になる必要があります。大変な激務と世間一般に認識されている看護師というお仕事の、その中身を少し見てみます。病棟勤務に従事していると、重症の患者さんを担当することもあり、この人たちはいつ何時、急変してもおかしくありませんので緊張感で大変です。それから、必要な人には、身の回りの世話や手伝いといったことも看護師が行います。予定のなかった緊急手術が、急に行われることになったりもしますし、夜間は夜勤業務の人ばかりで人手が少ないのにナースコールの数が多く、対応にかかりきりになってしまったり等、気の休まる時間はないくらい忙しい日もあるでしょう。一般的に看護師は人気が高いと思うのですが、独身の女性も多いです。調べてみると、看護師をしている女性の結婚年齢については早婚と晩婚の差が開いている事が指摘できるのです。挙げられる理由としては日常の仕事に忙殺されて私生活の充実が疎かになっていたり、自分の出世を考えて結果的に晩婚化しているといったことが主な理由のようです。基本的に立ち仕事ですし、無数にやることもあって、大変忙しいながらも、だからといって看護師の寿命が他と比べて格段に短い、などということはありません。ですが、交代制で夜勤があるなどで不規則な生活で、寝不足や疲労から体調を悪くしたり、知らずにストレスを溜めていた、ということはしょっちゅうです。ところで看護師であるからには、医療にずっと関わり続けて多少の知識も身に付き、他人の状態がどうか、ということのみならず、自分自身の身体や健康についても異常を察知したり、勘が働いたりするようになる人もいます。看護師の仕事内容がかなりハードだというのは事実で、辛いと感じることも多いでしょう。二交代制、三交代制で避けては通れない夜勤も続けるうちに誰でも不規則な夜勤の入り方で生活時間が狂い、そのうちに体調を崩すこともあるのです。立ち仕事であり、責任も重く強いストレスを受ける仕事ですから、めりはりよく休まなければどんどん疲れていって、とうとう、腰痛などを起こしてしまったりします。そして、つくづく、身体に負担がかかっていることを実感してしまうことはあります。意外に思うかもしれませんが、病院外の看護師の仕事場として保育園もあるのです。こうした保育園を職場にするとなると、子どもの世話が好きな方であれば、理想的な職場だと思います。仕事の内容は、園児の体調管理と共に、健康に過ごせるように保育士の仕事を支援するという責任のある仕事だと言えます。仕事を続けながら、妊娠を継続させている看護師は大勢いますが、気を付けてほしいことは極力、放射線を浴びないようにすることです。CTや放射線治療、エックス線撮影など、被曝の危険は病院には多いですから、細心の注意を払ってほしいところです。それから、薬についてですが妊婦にとって危険な、強い薬に接することもあり、注意するべきでしょう。そして、立ち仕事や交代制勤務など、ハードワークで知られた業界であり、流産してしまったり、早産になってしまうなどの確率が若干高めです。ですから、必要十分な休憩をしっかりとって、なるべく安全な妊婦生活を送るようにしましょう。
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